GoogleがPlayニューススタンドをリリース:雑誌ストアとRSSリーダーのハイブリッド

GoogleがPlayニューススタンドをリリース:雑誌ストアとRSSリーダーのハイブリッド

長らく噂されていたAndroid版Google Playニューススタンドがついにリリースされましたが、全く予想外のものでした。初期の報道や調査では、Playストアの新聞セクションのようなものだとされていましたが、実際にはそれ以上のものです。Googleは新聞と雑誌を一つのバナーで販売し、Flipboard のようなビジュアル重視のRSSリーダーも提供しています。つまり、ニューススタンドはGoogleの既存アプリであるGoogle Play MagazinesとGoogle Currentsの2つに取って代わることになります。Googleはニューススタンドを「すべての定期購読を1か所に」と宣伝しています。

最近の「Google」関連のサービスの多くがそうであるように、ニューススタンドを「アプリ」と呼ぶだけでは、ニューススタンドの本質を捉えきれません。デスクトップ版のPlayストアにも新しいセクションが設けられ、一部の雑誌や新聞はブラウザでも閲覧可能です。ただし、RSSフィードはアプリ内でのみ利用可能です。

従来のPlay Magazinesと同様に、有料コンテンツは定期購読または号単位でご利用いただけます。一部のプレミアムコンテンツには30日間のトライアル期間があります。RSSフィード、雑誌、新聞はダウンロードして後でオフラインで読むことができ、ブックマーク機能も備わっています。

新聞記事の追加を除けば、目新しい機能やコンテンツはあまりありません。Googleの複数のサービスを1つの「ニュース」セクションにまとめただけのものです。Flipboardなどのアプリに慣れている人は違和感なく使えるでしょうし、有料コンテンツと無料コンテンツの組み合わせも楽しめるかもしれません。しかし、Flipboard風のアプリは見た目が雑然としていて、本物のRSSリーダーの代わりにはならないと感じる人にとっては、あまり気に入る点はないかもしれません。