保守派ライターが『マスエフェクト』を「汚物」と酷評

保守派ライターが『マスエフェクト』を「汚物」と酷評

『マスエフェクト』のセックスシーンは、それ以外は楽しめるものの欠点だらけのこのゲームに、かなり悪名高い追加要素として組み込まれている。ゲーム発売前から、男性と女性、男性とエイリアンの「女性」、女性とエイリアンの「女性」という3つの異なるセックスシーンが収録されていたことが大きな騒動を引き起こしていた。今、保守系ブロガーのケビン・マカローは、このような茶番劇は許されるべきではなかったことを証明しようとしている。マカローは「大統領選『セックスボックス』レース」と題した記事の中で次のように書いている。

その名は「マスエフェクト」。プレイヤー(もちろん全員が男性)は、かつてないほどリアルな性行為を体験できる。プレイヤーは、自分が「交際」したい相手の体型、容姿、体格、人種、髪型、胸のサイズなどを自由にカスタマイズし、54インチの高精細液晶画面で、ゲーム中の「人物」たちが、思いつく限りのあらゆる形態、フォーマット、そして多様な性行為を繰り広げる姿を鑑賞できるのだ。

批判に直面しても、マカロー氏は主張を曲げない。マカロー氏の意見は少し的外れだと言えばそれまでだろう。15歳の息子がそのような下劣な行為をしているという彼の描写は、何よりもまず、このゲームが明らかにM(成人向け)レーティング、つまり17歳以上向けであるという事実を無視している。

さらに、 『マスエフェクト』のセックスシーンは、奔放でも長々と続くわけでもなく、露骨な描写も一切ありません。本作をプレイし、3種類のセックスシーン全てを実際に見た私自身も、これらのシーンが、今日の主流の劇場やテレビで見られるものと比べて、それほど過激ではないと断言できます。裸のお尻以外、露出シーンはほとんどなく、PG-13指定の映画のようにヌードを隠す演出も巧みです。とはいえ、最終的な判断はご自身にお任せします。YouTubeには、ストレートのセックスシーンと「レズビアン」のセックスシーンの両方の動画があります。どちらを選ぶかは、あなた次第です。