
ロケット・ラボは、エレクトロン打ち上げ機の使用済みロケットブースターの回収・再利用に向けた取り組みを計画通り進めており、回収プロセスで使用するためのパラシュートの試作機も初めて完成させた。ロケット・ラボのCEO、ピーター・ベック氏は昨年、ロケットの第1段の再利用を目指すと発表しており、ブースターを大気圏に再突入させた後、パラシュートを展開して降下速度を減速させ、ヘリコプターで空中回収して地上に帰還させるシステムを採用する。
ロケット・ラボはすでに計画を順調に進めており、誘導再突入プロセスの試験を2回実施済みです。1回は2019年12月初旬の打ち上げ、もう1回は先週の打ち上げです。ベック氏はTwitterで、同社は第2段階、つまりロケットが再突入を完了した後に展開し、降下速度を遅くするパラシュートシステムの開発に移行する準備ができていると述べました。ベック氏によると、ロケット・ラボの最初のパラシュート試作機は完成しており、同社は来週から低高度投下による試験と、捕捉プロセスの試験を開始する予定です。
ステージ1の再利用性:
-「壁」を突破✅。さあ、ペースを落としましょう。Rocket Labの最初のプロトタイプシュートが完成しました。低高度落下・捕獲試験プログラムは来週から始まります。pic.twitter.com/SBvqxoFABg— ピーター・ベック(@Peter_J_Beck)2020年2月5日
ロケット・ラボの再利用計画を発表したイベントで、ベック氏は、プロセス全体の中で最も困難な部分は地球への帰還中にロケットの速度を落とすことだと述べた。つまり、今回のパラシュート試験は、それ以前の再突入誘導システムの試験に比べれば比較的容易に合格できる可能性がある。その後は、2つのシステムを統合し、帰還ロケットがオリエンテーションだけで十分に減速し(SpaceXのファルコン9ブースターのように、降下を制御するために大気圏内で逆噴射ロケットを噴射するわけではない)、パラシュートで残りの行程を運べるようにする。
ロケット・ラボは2020年末までにロケットの完全回収を試みることを計画しており、もしそのプロセスが適切に完了すれば、同社にとっての主なメリットは、より頻繁な連続打ち上げに向けてミッションを回す能力が向上することであり、これは顧客に迅速かつ柔軟な打ち上げサービスを提供するという同社の目標にとって鍵となるとベック氏は述べている。
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宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。
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