今朝のE3発表イベント後、任天堂は集まった報道陣にWii Uのデモキオスクをいくつか試遊する機会を与えました。試遊できるゲームの多くは既に他のプレスイベントで紹介されていましたが、私はGamePadでいくつかの新しいゲームを実際に試遊する機会を得ました。
まず最初に試したのは、Activisionが今朝Wii U向けに発表した『コール オブ デューティ ブラックオプス2』です。CoDのデモ版を試してみたところ、完璧な状態ではありませんでした。協力型マルチプレイヤーゲームでは問題なく動作していました(GamePadは片方のプレイヤーの視点を表示・操作し、Proコントローラーを使っているプレイヤーにテレビ画面を完全に譲り渡していました)。しかし、CoDの担当者がGamePadをコントローラーとしてシングルプレイヤーキャンペーンをセットアップしようとした際、ゲームは他のプレイヤーが常に操作しているProコントローラーに操作を切り替えようとし続けました。
GamePad のシングル プレイヤー モードの表示: メニュー、フレンド、キルストリーク ボーナスにすばやくアクセスできます。
クレジット: ケイシー・ジョンストン
GamePadのシングルプレイヤーモードのディスプレイ。メニュー、フレンド、キルストリークボーナスに素早くアクセスできます。クレジット:Casey Johnston
ゲームパッドで操作できるようになったら、コントローラーの画面からゲーム内の様々なメニューに素早くアクセスできることに気づきました。タッチスクリーンのボタンを使えば、クラスの切り替えやコントローラー設定の微調整も瞬時に行えます。また、キルストリークボタンにも簡単にアクセスでき、獲得した車両をゲームに投入できます。
Wii U版『ブラックオプス2』では、標準のミニマップはテレビ画面の右上隅に表示されますが、GamePadのタッチスクリーンにもマップを表示できます。画面上のミニマップはゲームエリアのごく一部しか表示しませんが、GamePadの画面はマップ全体を一度に表示できるほどの大きさです。
タッチスクリーン上のフルバージョンのミニマップなら、テレビ画面上の小さなマップは無意味になると思われるかもしれませんが、効果的なゲームプレイという点では、画面の隅に目を向けて目の前の脅威を確認する方が、手に持ったGamePadまで視線を落とすよりもはるかに短時間で済みます。GamePadのミニマップは、もし使用されるとしても、やや長期的な計画にしか使用されないと考えています。