Evernoteの新しいプライバシーポリシーは注目を集めている

Evernoteの新しいプライバシーポリシーは注目を集めている

Evernoteは、過去8年間に蓄積してきた膨大なコンテンツすべてを対象に、機械学習アルゴリズムのテストを行っています。しかし、2017年1月24日に発効する新しいプライバシーポリシーでこの動きを発表した際、多くのユーザーが気づいていなかった点も指摘しました。Evernoteのスタッフがユーザーのノートの内容を確認することがあるのです。

Evernote の従業員がノートの内容を読む必要がある理由は実に数多くあり、Evernote のプライバシーポリシーにも明確に説明されています。これには、法的な裁判所命令への準拠、利用規約違反の有無の調査、そして「潜在的なスパム、マルウェア、その他のセキュリティ上の懸念からの保護」などが含まれます。

ジャーナリストでBuzzFeed Newsの元編集者であるステイシー=マリー・イシュマエル氏を含む一部のユーザーが懸念を抱いたのは、プライバシーポリシーの曖昧な表現の条項です。この条項では、従業員がユーザーのメモを「トラブルシューティングのため、またはサービスの維持・改善のため」に閲覧すると規定されています。彼女はTwitterで、この条項は「非常に広範囲に及ぶ」ため、「2016年の少数派ジャーナリスト」にとっては特に懸念すべきものだと指摘しました。ドナルド・トランプ次期大統領と一部の支持者がジャーナリストに対して示してきた敵対的な姿勢を考えると、情報源の匿名性を維持したいジャーナリストは、Evernoteのようなサービスの利用を中止せざるを得なくなる可能性があります。

Evernoteは、従業員がユーザーのメモを閲覧できる場合を明記しています。オプトアウトすることはできません。「トラブルシューティング」という曖昧な表現を含むハイライトされたフレーズが、ユーザーを不安にさせています。

Evernoteは、従業員がユーザーのメモを閲覧できる場合を明記しています。オプトアウトすることはできません。「トラブルシューティング」という曖昧な表現を含むハイライトされたフレーズが、ユーザーを不安にさせています。

もちろん、Evernoteの従業員はバグや不正使用に対処するためにノートを読まなければならないかもしれないが、そうした問題は「潜在的なスパム、マルウェア、その他のセキュリティ上の懸念から保護する」という文言で既にカバーされているのではないだろうか? 解釈の幅が広いことを考えると、Evernoteがなぜポリシーに「トラブルシューティング」という広範な条項を追加したのかは不明だ。