今週はプライムデーのプロモーションでAmazonに目が釘付けになっているかもしれませんが、同サイトは水曜日にセガの新製品「Genesis Mini 2」をリークし、一部のレトロゲーマーの間で話題となりました。約1時間後、セガは専用のSega Genesis Mini 2ウェブサイトを公開し、これを公式発表しました。
このミニコンソールのコンセプトに見覚えがあるとすれば、それは日本のセガが今年初めにこの製品の独自バージョンであるメガドライブミニ2を発表し、海外では10月に発売予定だったからです。本日発表された「Genesis」をテーマにしたバージョンは、発売日が10月27日に確定し、こちらもセガジェネシス、セガCD、アーケードの名作ゲームを「50本以上」収録する予定です。セガの担当者が以前に説明したように、メガドライブミニ2とジェネシスミニ2はどちらも、2019年の初代ジェネシスミニと比較して全く新しいシステムオンシップ(SoC)を搭載しており、セガCDコンソールを適切にエミュレートするために必要な、より大容量のフラッシュストレージと処理能力の向上を実現しています。
ハードウェアのアップグレードといえば、ボックスアートから、セガが今回6ボタンのジェネシスコントローラーを同梱していることが分かります。ただし、ペアではなく1つだけです。セガは、オリジナルのジェネシスミニ用に製造された3ボタンおよび6ボタンのコントローラーは、このハードウェアでも動作することを確認しています。
円安は縮小、送料増で少し弱まる
ジャーナリストのアレックス・ドナルドソン氏が最初に発見したように、Genesis Mini 2は水曜日にセガの日本のAmazonアカウントで作成されたと思われる商品リストに掲載されました。このアカウントは注文をアメリカの住所に限定しているものの、日本からの送料は購入者が負担する必要があるためです。記事執筆時点では、セガ・オブ・アメリカがこの小型ゲーム機の独占販売店としてこのAmazonリストに公式リンクを貼っていますが、日本からアメリカへの送料は依然として高額です。例えば私が注文した商品では、送料として21.99ドルが請求されました。これは定価103.80ドルの20%を超える金額です。
Genesis Mini 2の公式サイトが「sega.co.jp」でホストされていることから、欧米での発売はセガ・オブ・ジャパンが担当している可能性がある。記事執筆時点では、セガ・オブ・アメリカの担当者は、日本からの注文と出荷に関するArs Technicaの質問にまだ回答していない。
今回は、西洋の古典作品がいくつ空になったボックスを埋めてくれるでしょうか?
クレジット: セガ
今回は、西洋の名作がいくつ空箱を埋めてくれるのでしょうか?クレジット: セガ
セガは3週間に一度のペースで新作ゲームを発表しているため、欧米版にどのゲームが収録されるのか、そしてそのうちどれだけが日本版から派生したものになるのか、いまだに気になるところです。今週のメガドライブミニ2のプレミアには、一部のゲームの日本版メガドライブ版とメガCD版から取り出されたパッケージがいくつか含まれていますが、これらのゲームについては、テキストの大部分が既に英語になっています。