∞ ネットブックの出荷が急落するなか、iPadの売上が増加

∞ ネットブックの出荷が急落するなか、iPadの売上が増加

市場調査会社DisplaySearchが木曜日に発表した最新レポートによると、iPadの出荷台数は増加傾向にある一方で、ネットブックの出荷台数は急速に減少している。2010年第2四半期のネットブック/タブレットPCの出荷台数は、前四半期比4%減、前年同期比29%増だった。これはiPadの影響を考慮すると、かなり好調に見える。

iPadの出荷台数をこれらの数字から除外すると、ネットブックは第2四半期で14%、前年同期比で13%減少したことになります。DisplaySearchはレポートの中で、iPadの影響はさらに大きかったはずだと指摘していますが、AppleはiPadの注文に応えるのに苦労しました。

報告書によると、購入者は「薄くて軽いデバイス」としてiPadを選んだものの、コンピューターの性能向上を求める際にはネットブックを無視していた。ノートパソコンの価格が下落したことで、人々はネットブックを選んだのだ。

「今後、PCの普及率が高い地域において、iPadのようなタブレットはミニノートやウルトラポータブル市場から市場シェアを奪い続けると予想しています」とDisplaySearchは述べています。「業界のコンセンサスでは、タブレットのビジネスモデルは、Windowsオペレーティングシステムとコンテンツ作成用のオフィススイートアプリケーションを基盤とする典型的なPC市場とは対照的に、デバイスとコンテンツ消費のためのソフトウェア機能(アプリ)をアラカルト方式で選択できるという点が成功の鍵となるでしょう(もちろん、コンテンツ作成機能も一部は可能でしょう)。

それが Apple の iPad のビジネスモデルのようです。