
Formlabs が 10 年近く前に Kickstarter で立ち上げられたとき、同社は高解像度のステレオリソグラフィーへの手軽なアプローチを提供することで、(当時の)競争の激しい 3D 印刷スタートアップ企業の中で頭角を現していました。
これは大きな出来事でした。これまでははるかに高価な産業用機械にしか搭載されていなかった技術を導入したのです。この取り組みは同社にとって大きな成果となり、競合他社の多くが撤退する中、今年初めにダブルユニコーン企業としての地位を獲得しました。同社によると、これまでに9万台以上のプリンターを販売したとのことです。
本日CESにて、MIT発のスピンアウト企業は2台の新型プリンター「Form 3+」と「Form 3B+」を発表しました。名前の通り、これらの新型プリンターは2019年に発表されたForm 3と3Bのアップデート版です。主なアップデートは速度で、露光とプリントが従来モデルより最大40%高速化されています。これは、樹脂硬化プロセス用のレーザーがより強力で高強度になったことによるものです。一方、新しいBuild Platform 2は、プリントの取り出しがより高速かつ容易になりました。
「Formlabsはプロ仕様のデスクトッププリンター市場を創造し、Form 3はベストセラーとなりました」と、CEOのマックス・ロボフスキー氏はCESのニュースに関連したリリースで述べています。「Form 3+は、ユーザーがアイデアからパーツを可能な限り迅速かつ容易に作成できるように設計された次世代モデルです。」
また、この展示会では、電子機器製造、自動車、航空宇宙用途向けに特別に設計された、印刷用の新しい ESD (静電放電) 樹脂も新登場しました。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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