CES 2024:ホンダのEVからヒュンダイの空飛ぶタクシー構想まで、交通業界の最大のニュース

CES 2024:ホンダのEVからヒュンダイの空飛ぶタクシー構想まで、交通業界の最大のニュース

CESは、自動車メーカーやその他のモビリティ関連企業がラスベガスに何を持ち込むかによって定義されるようになりつつあり、CES 2024も例外ではありませんでした。フォード、GM、トヨタといった過去のCESで大きな存在感を示した主要自動車メーカーは少なかったものの、他の企業がEVや空飛ぶクルマを発表し、「ソフトウェア定義車両」や生成AIに関する話題を多く取り上げ、その穴を埋めました。

TechCrunch チームは交通担当編集者の Kirsten Korosec 氏の指揮のもと、ラスベガスの展示会場から CES の取材を続けています。モビリティ関連のニュースは、ここで随時更新されます。

水素が大きな復活を遂げている

2024年1月10日、ネバダ州ラスベガスのラスベガス・コンベンションセンターで開催されたCES 2024で、SKグループのSKワンダーランドブースで参加者が水素燃料電池列車に乗っている。
CES 2024開催中のSKグループのSKワンダーランドブースで、来場者が水素燃料電池列車に乗車している。画像提供:イーサン・ミラー/ゲッティイメージズ画像提供:イーサン・ミラー/ゲッティイメージズ

水素自動車の基盤技術は以前から存在していましたが、バッテリー駆動の電気自動車に取って代わられてきました。しかし、CES 2024では、ニコラ、ヒュンダイ、ボッシュなど、多くの企業がそのメリットをアピールしていました。なぜ今年、多くの企業が水素に注目しているのかを探り、ヒュンダイの計画についても詳しく掘り下げます。

そもそもソフトウェア定義車両とは何でしょうか?

フロントガラスに積載バーが付いた赤い車のイラスト。
画像クレジット: Lyudinka/Getty Images (TechCrunchによる修正)画像クレジット: Lyudinka / Getty Images

質問してくれてうれしいです。なぜなら、このフレーズは CES 2024 のあちこちで使われていたからです。 

ある専門家がTechCrunchに語ったところによると、自動車とは「物理的な部品を交換するのではなく、基本的にソフトウェアによって、時間の経過とともに機能をアップグレードできる」ものを指します。しかし、これはほんの一角に過ぎません。詳細はこちらをご覧ください。

ホンダの0シリーズEV、セダン、スペースハブコンセプトがデビュー

ホンダがコンセプトEVを発表、新型0シリーズのラインナップを予告
ホンダがコンセプトEVを発表し、新型0シリーズのラインナップを予告。 画像クレジット:キルステン・コロセック画像クレジット:キルステン・コロセック(TechCrunch提供)

「分厚くて重い」EVに飽き飽きしているなら、ホンダは別のビジョンを提示しています。ホンダは、より洗練されたデザインのセダンコンセプトカーを披露し、スペースハブはよりファミリーフレンドリーなバンのアプローチを採用しています。これらのコンセプトカーに加え、ホンダは2026年に北米で0シリーズを発売することを目標としています。最初のプレビューはこちらをご覧ください

ポールスターがApple CarPlayとAndroid Autoにこだわる理由を説明

ポールスター アップルカープレイ
画像クレジット:ポールスター画像クレジット:ポールスター

他の自動車メーカーが、2024年型シボレー・ブレイザーEVのような車両をAndroid AutoとApple CarPlayの両方に対応させない選択をしている中、ポールスターは、ドライバーが車内で利用する追加サービスに関して、より柔軟な対応を貫いています。同社のCEO、トーマス・インゲンラート氏は、TechCrunchとの独占インタビューでその理由を詳しく説明しました。

テッククランチイベント

サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日

ピボタルが電動個人用航空機の販売を開始

保管から飛行までわずか30分。16フィートのロードトレーラーには、Helixを混雑していないクラスG空域に輸送するために必要なものがすべて積載されています。画像提供:  Pivotal画像提供: Pivotal

Googleの共同創業者ラリー・ペイジ氏の支援を受けるPivotalは、19万ドルのHelixの出荷を6月に開始する予定で、TechCrunchの取材に対し、CES期間中にはすでに予約注文が集まっていると述べている。Helixの詳細な情報、特に連邦航空局(FAA)のパイロット資格が不要な理由については、こちらをご覧ください。

ヒュンダイのeVTOL機は2028年の発売を目指している

CES 2024のプラットフォームに白く塗装された電動エアタクシーが展示されている
画像クレジット:キルステン・コロセック画像クレジット:キルステン・コロセック

ヒュンダイの子会社であるスーパーナルは、ショールームで新型電動垂直離着陸機S-A2を披露しました。この機体は、Uber Elevateとの提携を通じて、最終的には空中タクシーネットワークの基盤となる予定ですが、実用化にはまだ数年かかる見込みです。同社は2025年にFAA(連邦航空局)の承認申請を行い、2028年の導入を目指しています。スーパーナルチームへのインタビューはこちらをご覧ください。

さらに、以下の航空機のより実践的なウォークスルーもご覧いただけます。

フォルクスワーゲンがChatGPTを乗用車とSUVに導入

ステアリングホイールとタッチスクリーンを含む新しいフォルクスワーゲン ゴールドの内部を示す画像。
画像クレジット:フォルクスワーゲン画像クレジット:フォルクスワーゲン

ChatGPTの言及は避けられると思っていたら、ついに登場です。フォルクスワーゲンはCES開幕にあたり、AIチャットボットをIDA音声アシスタントに追加すると発表しました。しかし、ハンズオンデモで確認したところ、音声対応のChatGPTも標準フォームファクターと同様に、依然として不正操作される可能性があります

起亜のモジュラーEVラインナップが発表

CES 2024で発表されたKia PV5電気コンセプト
画像クレジット:キルステン・コロセック画像クレジット:キルステン・コロセック

モジュラーフォンは既に流行り廃りを迎えているかもしれませんが、起亜はモジュラーカーがもう少し成功することを期待しています。電動パワートレインと車体上部はどちらもモジュラー化されており、電磁石で接続されています。3列シートバン「起亜PV5」は、約3万5000ドルの価格設定で、2025年の発売を目指しています。第一印象はこちらをご覧ください

GoogleマップがEVオーナー向けにリアルタイムのバッテリー情報を追加

Android Auto-EV充電
画像クレジット: Google画像クレジット: Google

Android Autoは、車の充電状態を明確に表示し、充電スポットの候補や目的地到着時の充電残量の目安も表示します。詳細と、その他の旅行プランニングに関する最新情報は、こちらをご覧ください

CES 2024の詳細については、TechCrunchをご覧ください。

モーガン・リトルは、2023年にチームに加わったTechCrunchのオーディエンス開発ディレクターです。ソーシャルメディア、SEO、ニュースレター、外部パートナーにわたるサイトの取り組みの指揮を執っており、サンフランシスコを拠点としています。

モーガン氏は以前の役職では、CNETやGameSpotなどのサイトのオーディエンスチームを率い、ロサンゼルス・タイムズ紙ではソーシャルメディアと政治報道を両立させ、マーケティング代理店で勤務した経験があり、その経験からタイムシートに対する恐怖心を抱いている。

彼はこの業界で長年働いてきたため、プロとして Tumblr アカウントを運営しており、今でも携帯電話に Peach をダウンロードしています。

[email protected]にメールを送信することで、Morgan に連絡したり、連絡内容を確認したりできます。

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