フェイスブック、インドのモディ首相の辞任を求める投稿を「誤って」非表示に

フェイスブック、インドのモディ首相の辞任を求める投稿を「誤って」非表示に
画像クレジット: MANJUNATH KIRAN / AFP / Getty Images

木曜日午前1時17分インド標準時更新:Facebookの広報担当者アンディ・ストーン氏は、同社は投稿を復元し、「何が起こったのか調査中」だと述べた。

木曜日午前5時50分インド標準時更新:Facebookは、ハッシュタグを一時的にブロックしたのは「間違い」であり、「インド政府の要請によるものではなく、その後復元した」と述べている。

オリジナルストーリーは以下。

フェイスブックは、インド政府の新型コロナウイルス対策を批判する一部の投稿を検閲するようとのニューデリー政府の命令にツイッター社と共に従ってから数日後、インドで「ResignModi」というハッシュタグの付いた投稿を全て一時的に非表示にした。

Facebookはウェブサイト上で、「ResignModi」ハッシュタグの付いた投稿を非表示にしたのは、一部の投稿がコミュニティ規約に違反していたためであり、法的命令によるものではないと説明している。(現在、米国のユーザー向けに「ResignModi」を検索すると、いくつかの結果が表示される。)

本稿執筆時点では、「#ResignModi」を含むツイートがインドで確認されていました。WhatsAppユーザー数は4億5000万人以上、Facebookユーザー数は4億人近くに達し、ユーザーベースで見ると、インドはソーシャルメディア企業にとって最大の市場です。

南アジアの国インドではここ数日、新型コロナウイルス感染症の症例が急増しており、病院で空きベッド、酸素供給、医薬品の確保に苦労する多くの国民が、ソーシャルメディアで政府への不満を表明している。インドは水曜日に36万人以上の新規感染者を報告した。

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フェイスブックは、先週末のインドでの投稿検閲に関するコメント要請に応じなかったが、水曜日のコメント要請にもすぐには応じなかった。

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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。

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