
アドテックのスタートアップ企業であるInMobiは、来年予定されているIPOに先立ち、人工知能への取り組みを「大幅に深化」させ、潜在的なAI買収に資金を提供することを目指し、負債による資金調達で1億ドルを調達した。
インモビは水曜日、MUFGとリクイディティ・グループの合弁会社であるマーズ・グロース・キャピタルが資金調達を行ったと発表した。マーズはここ数ヶ月、クイックコマースのスタートアップ企業ゼプトやマーケットプレイスのインフラ・マーケットにも出資しており、今回の投資はマーズのインドにおけるポートフォリオ拡大における最新のものとなる。
ソフトバンクが出資するインモビは、マスターカード、サムスン、ボーダフォン、コカ・コーラなどを顧客に持ち、過去2年間、広告のインタラクティブ性を高めるためにAIの進歩を積極的に研究してきました。50カ国以上で数万のアプリ開発者と提携している同社は、最近、ネイティブ広告をコンテンツにシームレスに統合する技術を開発したと、TechCrunchは以前報じています。
InMobiは、Androidロック画面プラットフォームを運営するユニコーンスタートアップのGlanceも所有しています。TechCrunchの報道によると、Androidプラットフォームは別途、2億ドル以上の資金調達に向けて協議中です。
InMobiは、来年インドで予定されている新規株式公開(IPO)で、約100億ドルの評価額を目指している。TechCrunchが先に報じたところによると、同社は3月末までに年間売上高が7億ドルを超えると予想している。
MARS Growth Capitalからのデットファイナンスは、同社にとって過去最大規模の取引の一つとなります。「Liquidityは、MUFGとの合弁会社であるMars Growthを通じて、アジアのテクノロジー・エコシステムの拡大に尽力しています」と、Liquidity Groupの共同創業者兼CEOであり、Mars GrowthのCEOでもあるロン・ダニエル氏は声明で述べています。
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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