
Googleは、インドのオンライン文書ストレージサービスDigiLockerをAndroidのファイルアプリに導入し、ユーザーがアプリから検証済みの政府発行文書にアクセスできるようにすると発表した。
月曜日に開催された年次Google for Indiaカンファレンスにおいて、Googleはインド政府との提携を発表し、ファイルアプリへのDigiLocker統合を展開しました。また、Googleは、公文書や政府発行のIDカードなどの重要ファイルの識別と整理を支援する機械学習ベースのモデルも発表しました。
「AndroidにおけるDigiLockerの統合と提携により、すべてのユーザーが安全かつ確実にデジタル化された文書に、よりスムーズかつどこからでもアクセスできるようになると期待しています」と、アビシェク・シン氏はGoogleとの提携を発表した際に述べた。シン氏はNeGDの社長兼CEO、Digital India Corporation(DIC)のマネージングディレクター兼CEO、そしてカルマヨギ・バーラトCEOも務めている。
シン氏によると、DigiLockerの登録ユーザーは1億3,700万人を超え、発行事業者も2,300社以上あり、これまでに56億件以上の文書を発行してきたという。
DigiLockerは3月にユーザー数1億人を突破しました。APIを利用して、政府発行の文書の取得、デジタル化、保管を行っています。
Googleは、この統合がユーザーにいつ提供されるかについて、具体的なスケジュールを明らかにしていません。また、将来的にiOSでもこのエクスペリエンスが提供されるかどうかについても明らかにしていません。
第8回年次カンファレンスにおいて、Googleは検索関連のAIを活用したアップデートを発表し、医師の手書き文字の解読を支援するGoogle LensのAI機能を披露しました。さらに、教育コンテンツを開発するクリエイターに収益化の場を提供するため、YouTubeにコース機能を導入しました。
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ジャグミートは、TechCrunchでインドのスタートアップ、テクノロジー政策関連の最新情報、その他主要なテクノロジー関連の動きを取材しています。以前はNDTVで主任特派員を務めていました。
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