
Instagram は、ユーザーが気に入ったコンテンツをストーリーに再共有する方法を変更する新しいテスト機能を開発中です。
このテストは一部のユーザーのみに公開されますが、アプリのストーリーセクションにアクセスした際に、最近閲覧したコンテンツのコレクションを表示できるようになります。これらのコンテンツは、ストーリー作成時にステッカートレイに表示される新しい再共有ステッカーにまとめられます。過去1時間以内に閲覧された投稿とリール動画は、最近作成された投稿と共にここに表示されます。
Instagramの広報担当者は、このテストについて「再シェアされたコンテンツは、魅力的でなく、個人的なものでもなく、楽しくないと感じてしまうことがあると認識しています」と述べています。「この新しいテスト体験によって、人々が自分にとって大切なものをシェアする際に、より意識的かつ慎重に行動してくれることを願っています。」
ステッカーで再シェアされたコンテンツは既存のストーリーの背景に表示されるため、よりパーソナライズされたコンテンツが期待できます。現状では、ユーザーがストーリーに投稿やリールを追加すると、そのコンテンツは通常、無地の背景に単独で表示されます。新しい再シェアステッカーは、ユーザーが再シェアするコンテンツの文脈を捉える新たな方法となり、投稿が少し静的に感じられるようになります(見知らぬ人のツイートを自分のフィードにそのままリツイートするのではなく、コメント付きのリツイートを想像してみてください)。
このテストが正式版アプリに実装される保証はありませんが、Instagramは新しい再シェア機能からのフィードバックを活用し、再シェアされた投稿の質が向上するかどうかを検証する予定です。ユーザーが投稿をその場でシェアするのではなく、後で見たものを確認できるようにすることで、この機能はストーリーズでのリシェアを増やす、あるいは少なくともより慎重にリシェアすることを促す可能性があります。
Instagramは常に新機能のテストを行っています。テスト機能が必ずしも最終製品に採用されるわけではありませんが、アプリの再構築において同社がどのような考えを持っているか、そして日常的にInstagramを利用している10億人以上のユーザーの行動を示唆する指標となります。
最近のInstagramのテストでは、「いいね!」数を非表示にするアイデアが検討され、アルゴリズムによるおすすめをアプリのメインフィードに組み込む実験も行われた。
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Instagramの最新テストでは、すべてのストーリーが1ページにまとめられる
Instagramの新しいテストでは「いいね!」を非表示にするかどうかを選択できるようになり、Facebookのテストもそれに続く
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