シンガポール拠点の人材派遣プラットフォーム「ワークメイト」をパーソルアジアパシフィックが買収

シンガポール拠点の人材派遣プラットフォーム「ワークメイト」をパーソルアジアパシフィックが買収
Workmate HR人材プラットフォームによる労働者の合成画像
画像クレジット: Workmate

シンガポールを拠点とするオンデマンド人材派遣プラットフォーム「Workmate」は、アジア太平洋地域最大級の人材サービスプロバイダーであるパー​​ソル・アジア・パシフィックに買収されました。Workmateは最前線で働く人々やエッセンシャルワーカーに特化しており、今回の買収により、アジア太平洋地域全体における人材ソリューションの拡大が可能になります。Workmateは現在、タイとインドネシアで事業を展開しており、今月中にシンガポールにも進出します。

パーソルアジアパシフィックは、東京証券取引所に上場するパーソルホールディングス傘下の企業です。日本最大級の人材サービス会社の一つであり、GlintsをはじめとするHRテック企業への投資を行っています。

ワークメイトのタイチーム
ワークメイトのタイチーム

Workmateは、企業が最前線で働くスタッフを見つけ、従業員の安定した雇用を確保することを目的として2016年に設立されました。現在、約12万人の最前線で働く従業員と800社以上の企業が同社のプラットフォームを利用しています。同社は、最前線で働くスタッフを、主に低~中程度のスキルを要する、社会に不可欠なサービスを提供するエッセンシャルワーカーと定義しています。対象となる業種には、物流・倉庫、製造、食品・飲料、小売、事務・顧客サービスなどのバックオフィス業務が含まれます。

Workmateは、短期および長期の就労環境において、事前審査済みの労働者プールを企業に提供し、独自のAIスコアリングアルゴリズムを用いてマッチングの質と出勤率、労働者の定着率、生産性を向上させます。このアルゴリズムは、職務経験、勤務地、スキルなどのデータポイントを考慮し、それらをWorkmateプラットフォーム上の労働者の直接的な行動データや、出勤状況や上司の評価などの履歴と組み合わせます。

ワークメイトは買収後も独自のブランドを維持し、パーソル アジア パシフィックを親会社として独立して運営される。

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キャサリン・シューは、TechCrunchでアジアのスタートアップ企業や最新ニュースを取材してきました。ニューヨーク・タイムズ、台北タイムズ、バロンズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ヴィレッジ・ヴォイスにも記事を掲載しています。サラ・ローレンス大学とコロンビア大学ジャーナリズム大学院で学びました。

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