ブルーオリジン、2022年以来初の有人宇宙飛行ミッションの打ち上げに成功

ブルーオリジン、2022年以来初の有人宇宙飛行ミッションの打ち上げに成功
画像クレジット:ブルーオリジン

ブルーオリジンはNS-25ミッションを無事完了し、約2年ぶりに有人飛行を再開した。

このミッションでは、アーティストで元空軍大尉のエド・ドワイト氏を含む6人の観光客乗組員が宇宙の端に到達しました。1961年、ドワイト氏はジョン・F・ケネディ大統領によってアメリカ初の黒人宇宙飛行士候補に選ばれましたが、今日まで宇宙に行くことはありませんでした。他の乗客には、ソフトウェアエンジニアで起業家のケン・ヘス氏、引退した会計士のキャロル・シャラー氏、醸造所「ブラッスリー・モンブラン」の創業者シルヴァン・カイロン氏、飛行士のゴピ・トータクラ氏、そしてベンチャーキャピタリストでインダストリアス・ベンチャーズのメイソン・エンジェル氏などがいます。

「ブルーオリジンで宇宙に行くというアイデアは、まさに最後の章として魅力的だと思いました」と、ドワイトはブルーオリジンのプロモーションビデオで語った。「本当に、本当にこれをやりたいんです。だって、宇宙に飛び立つ人それぞれが、この小さな場所を全く違う視点で見るようになるんですから」

ニューシェパードロケットと有人カプセルは無事に地球に帰還しました。

ジェフ・ベゾス氏が創設した民間宇宙企業ブルーオリジンは、2022年8月にNS-22ミッションで異常が発生し、打ち上げ後にミッションが中止されたことを受けて、打ち上げを一時停止した。

同社は連邦航空局(FAA)と協力し、次回のニューシェパード打ち上げ前に21の是正措置を特定した。同ロケットは2023年12月に無人打ち上げで運用を再開し、33個の貨物ペイロードを宇宙に打ち上げた。

NS-25という名前が示すように、本日はニューシェパードにとって25回目のミッションであり、有人宇宙飛行としては7回目のミッションとなります。本日の飛行により、ブルーオリジンの宇宙飛行士の数は合計37名となりました。

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アンソニー・ハはTechCrunchの週末編集者です。以前はAdweekのテクノロジー担当記者、VentureBeatのシニアエディター、Hollister Free Lanceの地方自治体担当記者、そしてベンチャーキャピタルのコンテンツ担当バイスプレジデントを務めていました。ニューヨーク市在住。

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