Metaは、ユーザーがXでフォローしているのと同じクリエイターをフォローできる新しい機能をThreadsでテストし始めていると、同社がTechCrunchに確認した。
「現在、スレッド上で他のプラットフォームのクリエイターを見つけてフォローする方法をテストしており、これにより、あなたにとって重要な人々や会話につながりやすくなります」とMetaの広報担当者アレック・ブッカー氏は電子メールでの声明で述べた。

近年、多くのクリエイターがXからThreadsやBlueskyといった競合プラットフォームに移行しましたが、その過程で膨大なフォロワーを失いました。一方で、Xで長年培ってきたコミュニティを再び構築するのに苦労しているユーザーもいると報告されています。この機能は、Threadsを使い始めたばかりのクリエイターやユーザーにとって、移行を容易にすることを目的としています。
現在ベータテスト中のこの機能は、セキュリティ研究者で元Meta社員のジェーン・マンチュン・ウォン氏によって最初に発見されました。
水曜日にThreadsのモバイルアプリを開くと、TechCrunchを含む一部のユーザーに「Xの人気クリエイターを検索できるようになりました」というポップアップが表示されました。このポップアップはベータ版機能に誘導し、XからフォロワーリストをダウンロードしてThreadsにインポートする方法を案内しています。
MetaがXプラットフォーム上のクリエイターとThreads上のプロフィールをどのようにマッチングさせているのかは不明です。Metaは「人気クリエイター」には対応していると述べていますが、Xでフォローしているすべてのクリエイターに当てはまるわけではないかもしれません。Metaは、この件に関するTechCrunchのコメント要請にすぐには応じませんでした。
とはいえ、こうした機能のおかげで、Threadsは着実な成長を遂げ、Xの強力な代替手段となりつつあります。1月には、MetaがThreadsの月間アクティブユーザー数(MAU)が3億2000万人を超え、12月の3億人から増加したと報告しました。各社がMAUの測定方法にばらつきはあるものの、Threadsは今やXに匹敵する規模に達しているようです。
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マックスウェル・ゼフは、TechCrunchのAI専門シニアレポーターです。以前はGizmodo、Bloomberg、MSNBCでAIの台頭やシリコンバレーの銀行危機などを取材してきました。サンフランシスコを拠点としています。取材以外の時間は、ハイキング、サイクリング、ベイエリアのグルメ巡りを楽しんでいます。
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