
私たちはCESでSquare Offを取材してきました。このコネクテッドチェスのスタートアップが私たちのピッチオフに出場して以来、ここ数年ずっと取材を続けてきました。ムンバイを拠点とするこのスタートアップは、世界中の相手と物理的なチェスゲームを楽しめる技術を急速に進化させており、新しいモジュール式ゲームシステム「Swap」の登場もその一例です。
本日CESで、同社は近々登場する新しい巻き取り式システムを発表しました。これにより、製品のポータビリティがさらに向上します。ただし、このシステムでは、巻き上げてバックパックに収納できるボードを実現するために、自動で動くパーツが犠牲になっているため、魔法のような魅力は薄れています。この効果こそが、この技術が当初注目を集めた大きな要因でした。

このシステムは、スクエアオフの既存のAIとコネクテッドテクノロジーを活用し、世界中のプレイヤーと対戦することを可能にします。対面での集客が依然として難しい状況と、Netflixの大人気ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のヒットによるチェスへの関心の高まりを考えると、このスタートアップにとって新製品をリリースする絶好のタイミングと言えるでしょう。
過去の製品とは異なり、今回の発売にあたり同社はクラウドファンディングサイトを経由しません。スクエアオフは3月頃に199ドルで製品を発売する予定です。
スクエアオフチェスボードは、古典的なチェスとロボットのチェスを融合させたものです。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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