ロビンフッドは現金に対して魅力的な1%の金利を提供することでユーザーを獲得することを目指している

ロビンフッドは現金に対して魅力的な1%の金利を提供することでユーザーを獲得することを目指している
ノッティンガムのロビン・フッド像
画像クレジット:マイク・エガートン/PA Images / Getty Images

投資アプリ「Robinhood」は、取引収益が減少する中、より多くの顧客を獲得しようと、次々と新機能を発表している。ユーザーが保有する株式を貸し出す計画を発表してから1週間も経たないうちに、同社は「刷新された」証券会社のキャッシュスイーププログラムを導入し、本日から顧客に提供すると発表した。

つまり、すべての「資格のある」Robinhoodユーザーは、アカウントに投資されていない現金に対して1%の利息を得ることができる(ただし、同社はどの顧客が資格があるかを定義していない)。

年利1%(APY)は、特に魅力的な利回りには聞こえないかもしれませんが、Bankrateによると、米国の投資家が現在、普通預金口座に現金を預け入れた場合の平均利回りは0.06%であることを考えると、かなり魅力的な取引と言えるでしょう。平均の16倍にもなります。同社によると、この利息は、ユーザーが口座に預け入れた現金や株式の売却益に基づいて発生し、毎月支払われるとのこと。

ロビンフッドによると、これらの顧客口座の現金は提携銀行6行のいずれかの預金口座に「スイープ」、つまり移管される。また、預け入れられた現金は、銀行ごとに最大25万ドルまでFDIC保険でカバーされるとのことだ。

ロビンフッドによると、同社の証券キャッシュスイーププログラムは、キャッシュマネジメント機能に登録している顧客に以前は0.5%の金利を提供していた。以前そのキャッシュマネジメントプログラムに登録していた顧客は、自動的に新しいプログラムに移行し、金利は1%に引き上げられる。

同社によれば、新規顧客はロビンフッドアプリの最新バージョンを持っている限り、この機能を利用できるという。

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アニタ・ラマスワミーは、TechCrunchで暗号通貨とフィンテックを専門とする記者でした。また、TechCrunchの暗号通貨週刊ポッドキャスト「Chain Reaction」の共同司会者を務め、同名のニュースレターの共同執筆者でもあります。

TechCrunchに入社する前は、Business Insiderで金融機関を担当していました。ジャーナリストになる前は、ウェルズ・ファーゴ証券で投資銀行アナリストとして勤務していました。メールアドレスはanita (at) techcrunch (dot) com、Twitterアカウントは@anitaramaswamyです。

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