滴滴出行、自動運転部門に50億ドルの評価額で資金を調達中と報道

滴滴出行、自動運転部門に50億ドルの評価額で資金を調達中と報道

概要

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DiDiのロゴが携帯電話に表示されている
画像クレジット: Jakub Porzycki/NurPhoto / Getty Images
  • レベッカ・ベラン

ブルームバーグニュースによると、中国の配車サービス企業Didiは、評価額が50億ドルに達する可能性のある自動運転車技術部門のために新たな資金を調達中だという。

中国では、WeRideとPony AIのIPOを背景に、自動運転車に対する投資家の関心が高まっており、両社の時価総額はそれぞれ火曜日の朝時点で47億ドルと52億5000万ドルとなっている。

滴滴出行が2020年に設立した部門、滴滴自動運転は、ピッチブックのデータによると、2024年10月に実施した2億9800万ドルの調達を含め、これまでに総額15億5000万ドルを調達している。事情に詳しい関係筋はブルームバーグに対し、同部門はさらに数億ドルの調達を目指しており、北京に拠点を置くファンドを含む投資家と協議し、関心を探っていると語った。

この中国のAV企業は、北京、広州、上海でおよそ200台の自律走行車のテストを行っているが、商業的なロボタクシーの運行はまだ開始していない。

滴滴出行は、今回調達した資金を、AV技術の開発継続と、EVメーカーのGAC Aionと提携して製造する電動ロボタクシーの大量生産の加速に充てる可能性がある。最初のロボットタクシーは2025年に生産される予定だ。

TechCrunchは詳細情報を得るためにDidiに連絡を取った。

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