英国の反トラスト監視機関、IBMによるHashiCorp買収の調査を開始

英国の反トラスト監視機関、IBMによるHashiCorp買収の調査を開始

概要

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IBM会長兼社長兼CEOのジニー・ロメッティ氏がCES 2019での基調講演を終えてステージを去る
画像クレジット:ジャスティン・サリバン / ゲッティイメージズ
  • カイル・ウィガース

英国の独占禁止監視機関である競争・市場庁(CMA)は、IBMによるクラウド・ソフトウェア・ベンダーのHashiCorp買収計画が競争に影響を及ぼすかどうかの調査を開始した。

CMAは月曜日、合併について1月16日までに関係者から意見を募っていると発表した。同規制当局は、合併を承認するか、さらなる審査に付託するかを決定する暫定期限を2月25日と設定した。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、IBMは4月にHashiCorpを約64億ドルで買収することで合意したと発表した。買収が成立すれば、IBMはクラウドとAI分野への進出を拡大し、HashiCorpの約4,400社の顧客基盤にアクセスできるようになる。

サンフランシスコに本拠を置くHashiCorpは、2012年にMitchell Hashimoto氏とArmon Dadgar氏によって設立され、クラウドインフラストラクチャとセキュリティの管理を支援するツールを提供しています。

CMAは8月にHashiCorpに対し、合併を検討する旨を通知した。米国連邦取引委員会(FTC)もこの取引を調査中である。

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