
サンアントニオに拠点を置くPlus One Roboticsは本日、3,300万ドルのシリーズB資金調達を発表しました。このラウンドは、2018年に発表された830万ドルのシリーズAに続くもので、同社の累計資金調達額は4,000万ドルを超えます。McRock CapitalとTransLink Venturesがリードするこのラウンドでは、BMWi Ventures、Kensington Capital Partners、Ironspring Venturesに加え、既存投資家からも資金が調達されています。
2016年に設立された同社は、物流・倉庫分野におけるロボット向けコンピュータービジョンソフトウェアに主力を置いています。これは、バックエンドの自動化を目指す企業が増える中で、明らかに注目されている分野です。具体的には、このシステムは、エンドユーザーの様々なニーズを満たす幅広いロボットアームやグリッパーに適応できるように設計されています。
同社は、ロボット需要の急増に対応するため、今回の資金調達を事業の国際展開に充てる計画です。このシステムはグループ管理も可能で、最大50台のロボットを同時に制御できます。
「国内外のお客様と共に成長できることを大変嬉しく思います。お客様と同様に、当社の投資家の皆様も北米だけでなく、アジア、EUなど世界各地に拠点を有しています」と、CEO兼共同創業者のエリック・ニーベス氏はこのニュースに関連したリリースで述べています。「この強力な組み合わせにより、Plus Oneは国際的なインストールベースを拡大し続けるための道筋を歩み始めることができます。」
このラウンドでは、McRock CapitalのWhitney Rockley氏とTransLinkのToshi Otani氏もPlus Oneの取締役会に加わる。
トップVCが製造・倉庫ロボットに投資している分野
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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