
ソニーは数年前からゲームにアクセシビリティオプションを取り入れてきましたが、長年のライバルであるマイクロソフトに遅れをとっているのが、アクセシビリティ対応のハードウェアです。ソニーは、あらゆる人のニーズに合わせてカスタマイズできる新しいゲーミングコントローラー「Project Leonardo」で、この状況を変えようとしています。
この装置はステージ上では概略のみ説明されていたが、交換可能なパーツやプレートを備えたハブのようで、ユーザーは呼吸管やペダル、あらゆる種類のスイッチなど、さまざまな他のアイテムを接続してさまざまなボタンをアクティブにすることができる。
UFO型のProject Leonardoデバイスは、アナログジョイスティックと8つのボタンを搭載しており、これらを互いに、あるいは従来のコントローラーと組み合わせて使用することで、あらゆる機能を補完したり、代替したりすることができます。ソニーは、AbleGamers、SpecialEffect、Stack Upといったアクセシビリティグループと協力し、幅広いユーザーが使いやすいデバイスを開発しました。
「私たちのチームは、アクセシビリティの専門家と協力し、コントローラーの効果的な使用における主要な課題に対処するためのアプローチを模索し、12以上のデザインをテストしました」と、ソニーのデザイナーである森本壮氏はブログ投稿で述べています。「最終的に、左右のサムスティックをほぼ自由に配置でき、スティックを握る必要がなく、ボタンとスティックキャップを非常に柔軟に交換できる『分割コントローラー』デザインに落ち着きました。また、このコントローラーは、アクセシビリティアクセサリを柔軟に組み合わせることで、独自の美観を実現できます。」

これはMicrosoftのXbox Adaptive Controllerの仕組みに似ています。一部は内蔵されており、一部はユーザーが独自に用意する必要があります。アクセシビリティのニーズは人それぞれ異なるため、ユーザーが既に持っているソリューションをサポートすることが重要です。しかも、その機能は高価です!
Project Leonardoは現在開発中であるため、発売日や価格はまだ未定です。近日中に詳細が明らかになることを期待しており、ソニーに連絡を取り、アクセシブルハードウェアに関する取り組みについて情報を得る予定です。
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デヴィン・コールドウェイはシアトルを拠点とする作家兼写真家です。
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