
Workdayは本日、ビッグニュースとともに一日をスタートしました。従業員フィードバックプラットフォーム「Peakon」を7億ドルの現金で買収するというニュースです。
パンデミックを通して私たちが学んだことの一つは、組織は従業員とのより強固なつながりを築くための新たな方法を見つける必要があるということです。そして、まさにそれを実現するのがPeakonです。「PeakonをWorkdayファミリーに迎え入れることは、お客様にとって非常に魅力的なものになるでしょう。特に、従業員のエンゲージメントと生産性を維持するために、従業員の感情を常に把握することの重要性が改めて認識された、この1年という異例の出来事の後ではなおさらです」と、Workdayの共同創設者兼共同CEOであるアニール・ブスリ氏は声明で述べています。
従業員と直接会って会議を行うことができないため、管理者は2020年を通じて、COVID-19、在宅勤務、そして昨年のあらゆる試練と苦難が従業員にどのような影響を与えたかを理解しようと苦心してきました。
しかし、従業員の心拍数を把握するこの能力は、この危機的状況にとどまりません。大規模組織の経営者は、企業が拡大し、組織が分散するほど、社内全体で何が起こっているかを把握することが難しくなることを知っています。同社は毎週アンケートを実施し、組織に関する具体的な質問をしています。彼らにとって重要なのは、質の高いデータを得ることです。6年前のサービス開始以来、顧客はこれまでにこのプラットフォームを利用して1億5,300万件以上の質問をしています。
PeakonのCEO兼共同創業者であるフィル・チェンバース氏は、Workdayを理にかなったパートナーと位置付けています。「Workdayは、お客様がデータを活用できるよう支援することに優れています。両社が協力することで、お客様の生産性向上、人材育成、そして従業員の定着率向上に貢献できるだけでなく、従業員と組織の関わり方を統一することができます」と、チェンバース氏は今回の買収を発表したWorkdayのブログ記事で述べています。
Crunchbaseのデータによると、Peakonは2014年にコペンハーゲンで設立され、これまでに6,800万ドルを調達しています。直近の資金調達ラウンドは2019年3月に実施されたシリーズBで、3,500万ドルでした。今回の資金調達は、通常の規制当局の審査を条件に、今四半期末までに完了する見込みです。
従業員維持プラットフォームのPeakonがAtomico主導の新たな資金調達ラウンドでさらに3500万ドルを調達
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ロン・ミラーは、TechCrunch の企業記者でした。
以前はEContent Magazineの寄稿編集者として長年活躍していました。CITEworld、DaniWeb、TechTarget、Internet Evolution、FierceContentManagementなどで定期的に記事を執筆していました。
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ロンは以前、Intronisの企業ブロガーとしてIT関連の記事を毎週1回執筆していました。Ness、Novell、IBM Mid-market Blogger Programなど、様々な企業ブログに寄稿しています。
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