
これはすごい。Amazonの新しいEcho Show 10は、ベース部分が回転して部屋の中をあなたを追いかけます。内蔵カメラは人を認識し、回転しながら追尾します。FacebookのPortalやGoogleのNest Hub Maxに搭載されている人物追跡機能を、さらに一歩、不気味なレベルに引き上げたと言えるでしょう。
Amazonはプライバシーの観点から、このデバイスは個人を識別するのではなく、人物の大まかな形状を認識し、常にディスプレイが人物の方を向くように回転するだけだとすぐに指摘しました。複数の人物がいる場合の動作などはまだ不明ですが、実際に見てみるのは興味深いでしょう。正直なところ、この機能が最終的にどれほど役立つのか、そしてそこまでの追跡機能を追加する価値があるのか、疑問に思っています。

名前の通り、10インチのHDタッチディスプレイを搭載しています。13メガピクセルのカメラと2.1chオーディオシステムを搭載しています。新型Echoと同様に、Zigbee機能も搭載されているため、スマートホームハブとしても機能します。
Amazonはここ数ヶ月、Showにサードパーティ製ソフトウェア機能を多数追加してきました。その中にはZoom、Skype、そしてなんとNetflixも含まれています。これらは在宅勤務時代における大きな勝利ですが、特にNetflixは大きな成果です。なぜなら、GoogleがEchoデバイスからYouTubeのサポートを削除したことで、Showは大きな打撃を受けたからです。
Echo Show 10は250ドル。この手のスマートスクリーンとしてはかなり高価です。おそらく、ここで支払っているのは、あなたの動きに合わせて追従する高価な機能のためでしょう。多くの人にとって、この追加機能はおそらく価格に見合うものではないでしょう。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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