アマゾン、試験施設での墜落事故を受け米国でのドローン配送を一時停止

アマゾン、試験施設での墜落事故を受け米国でのドローン配送を一時停止

概要

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Amazonプライム エアドローン
画像クレジット: Amazon
  • カイル・ウィガース

ブルームバーグによると、アマゾンは2機のドローンが墜落事故を起こしたことを受け、配送ドローンのテストを一時停止した。これは、苦境に立たされているアマゾンのプライムエアプログラムにとって新たな痛手となる。プライムエアプログラムは、2020年末までに年間約5億個の荷物を顧客に届けることを目指している。

ブルームバーグによると、12月、オレゴン州ペンドルトンの試験施設で、アマゾンのドローン2機が雨天のため墜落した。9月の別の事故では、ブルームバーグによると、アマゾンに雇用されているドローン操縦士が、プロペラの1つが故障した場合のドローンの飛行性能を試験していたところ、誤って2機の試験飛行を同時に開始し、ドローン同士が衝突したという。

ブルームバーグによると、アマゾンは、ドローン群のソフトウェアアップデートが完了するまで、商用ドローン運用を行っているテキサス州とアリゾナ州でのドローン配達を一時停止すると発表した。

アマゾンのドローンプログラムは、主要幹部の退任など、数々の挫折に直面してきた。昨年4月、アマゾンはカリフォルニア州でのPrime Airドローン配送事業を終了したが、海外でのドローン配送試験を拡大する計画だ。

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