
設立以来7,000万ドル近くを調達したオフィス管理プラットフォーム「Eden」は本日、SaaSツールへの注力に伴い、社名を一部変更します。今後、このスタートアップは「Eden Workplace」と名称が変更されます。
「小売業、産業、そして伝統的な不動産業など、様々な業種のクライアントを抱えており、私たちが真に現代のオフィスのためのソフトウェアとサービスマーケットプレイスを構築していることを改めて強調したかったのです」と、共同創業者兼CEOのジョー・デュ・ベイ氏は述べています。「また、私たちが構築している様々なSaaSツールによって、この会社は根本的に異なる存在だと感じています。つまり、私たちのビジネスに変化が起きていることを認識しているということです。」
エデン社はedenworkplace.comの権利も取得しており、デュ・ベイ氏は、企業や組織、IT部門への販売を目指す同社のブランドにさらなる信頼性を与えることになると考えている。

これは、オフィス管理スタートアップにとって初めての進化ではありません。
Edenは、オンデマンドの専門家による技術的な問題のトラブルシューティングを支援するサービスとしてスタートしました。時が経つにつれ、清掃、修理、在庫補充、ITサポートといったオフィス管理サービスへと事業を拡大しました。垂直統合型のスタートアップ企業であったEdenは、複数のベンダーと連携して顧客にサービスを提供するマーケットプレイスへと成長しました。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け、エデンは再び方向転換を余儀なくされ、従業員がオフィスに戻り、仕事に取り組めるよう支援するSaaS製品を導入しました。これには、COVID-19安全に関するアンケートの提供、オフィスへの出入り者の追跡、来客管理や部屋予約のためのツールなどが含まれます。
エデンは、より包括的なオフィス管理プラットフォームを目指してSaaSツールを導入しました。
テッククランチイベント
サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
Edenは、従業員がソーシャルディスタンスを維持できるよう、デスク予約システムも導入しています。この機能はSaaSのリリース時に予告されていましたが、現在では新規および既存のお客様にご利用いただけます。
これまでのところ、Eden の SaaS ツールは月ごとに収益が 100% 以上増加しており、Du Bey 氏は、SaaS 側の事業は 2021 年末までに 5 倍に成長すると考えています。
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ジョーダン・クルックはTechCrunchの副編集長でした。
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