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パンデミックによる好景気のさなかテクノロジー系スタートアップ企業に多額の投資を行ったヘッジファンドのコーチュー・マネジメントが、AIに特化した企業を支援するため10億ドルを調達しているとブルームバーグが月曜日に報じた。
同社の旗艦ファンドへの追加資金となるこの資金は、主に機関投資家から調達される。しかし、報道によると、証券会社レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエイツに口座を持つ富裕層もCoatueに投資できる可能性がある。
ピッチブックのデータによると、運用資産が約500億ドルのコーチュは、2021年に170社以上のVC支援企業に投資した。その後、コーチュはスタートアップへの投資ペースを大幅に減速させ、2022年にはわずか81社、2023年には約30社にとどまった。
しかし、このクロスオーバー投資家は非上場企業への投資をまだ続けている。PitchBookのデータによると、2024年に入ってからCoatueは29社のスタートアップ企業に投資している。同社の最新のAI関連投資には、Glean、Scale AI、そして汎用AIロボットを開発するSkild AIなどがある。Coatueの創業者フィリップ・ラフォン氏(上の写真)は、AI搭載の脳を持つヒューマノイドロボットに特に期待しているという。
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