生成AIで遅れをとったIBMとAMDは、量子に優位性を求める

生成AIで遅れをとったIBMとAMDは、量子に優位性を求める

概要

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画像クレジット: IBM
  • レベッカ・ベラン

IBMとAMDは、IBMの量子システムとAMDのAI特化チップを統合した次世代コンピューティング・アーキテクチャの開発で提携する。この動きは、生成型AIブームで後れを取ったIBMとAMDの両社が、巻き返しを図る上で、重要なインフラプレーヤーとしての地位を確立する可能性がある。

IBMとAMDは共同で、スケーラブルでオープンソースの、商業的に実現可能な量子コンピューティング・アーキテクチャの実現を目指します。IBMによると、これはつまり、創薬・材料の発見、最適化、物流といった分野における複雑な現実世界の課題を解決する研究者や開発者にとって、より広くアクセス可能なものとなるということです。

「量子コンピューティングは自然界をシミュレートし、全く新しい方法で情報を表現するでしょう」と、IBM会長兼CEOのアルヴィンド・クリシュナ氏は声明で述べています。「IBMの量子コンピューターとAMDの先進的な高性能コンピューティング技術がどのように連携するかを探求することで、従来のコンピューティングの限界を超える強力なハイブリッドモデルを構築できるでしょう。」


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