
インドのナレンドラ・モディ首相のツイッターアカウントが日曜「一時的に侵入された」と首相官邸が発表した。
モディ首相のアカウント(ハンドルネームは@narendramodi)は、深夜過ぎにインドがビットコインを法定通貨として正式に採用したとツイートした。発表のタイミングと、インド政府がここ数ヶ月、仮想通貨を規制する厳格な法律を導入する意向を示唆していたことから、ハッキングの疑いが浮上した。先月末、インドのニルマラ・シタラマン財務大臣は、インド政府はビットコインを国内通貨として認める提案はないと述べていた。
その後削除された日曜のツイートには怪しいウェブサイトへのリンクが含まれており、インド政府がビットコインを購入し、それを国内の住民に配布する計画であると述べられていた。
ナレンドラ・モディ首相のTwitterアカウントがハッキングされた? #Bitcoin の約束も! pic.twitter.com/uz1U2IAJaZ
— Tehseen Poonawalla 公式🇮🇳 (@tehseenp) 2021 年 12 月 11 日
モディ首相の事務所は日曜、モディ首相のアカウントは完全に保護されており、その期間中に共有されたツイートは「無視しなければならない」とツイートした。
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ツイッターで7,300万人以上のフォロワーを持つモディ首相は、同ソーシャルネットワーク上で最も人気のあるアカウントの一つだ。ツイッター社と首相官邸は、同ソーシャルネットワークは今回の活動を把握した直後から、当該アカウントの安全確保に必要な措置を講じたと述べた。
誰がアカウントをハッキングしたのかは不明だ。リンク先の怪しいブログは、記事掲載時点ではアクセスできない状態だった。
トピック
マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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