Emberは自己発熱トラベルマグにFind My機能を搭載

Emberは自己発熱トラベルマグにFind My機能を搭載
画像クレジット: Brian Heater

Emberはちょっと変わった会社です。南カリフォルニアに拠点を置くこの企業には、全く無関係ではないものの、2つの異なる部門があります。スタートアップの発祥のスマートマグ事業と、比較的最近設立されたコールドチェーン輸送事業です。後者は、同社の温度管理技術を活用して医療用品などの輸送を行っています。

マグカップ事業は、ヘルスケア(真の収益源)への一種の足掛かりのような存在だったように思われますが、その分野は依然として好調です。例えば、本日CESでEmberはTravel Mug 2+を発表しました。この新製品には、Appleの「Find My」機能が加わりました。

画像クレジット: Brian Heater

一見するとあまり目立たないかもしれませんが、トラベルマグは忘れやすいアイテムです。数百ドルもする値段を考えると、バスにうっかり忘れてしまわないようにしたい理由がすぐに分かります。

2023年第2四半期に発売予定のこのマグカップには、必須のトラッキング機能と、近くで紛失した場合に鳴るチャイム(Find Myを適切に使用するために必須のもう1つの機能)が組み込まれています。

画像クレジット: Brian Heater

この製品は、温度調節機能や内蔵ディスプレイなど、通常のトラベルマグ2と同じ機能をすべて備えています。追加機能が搭載されているにもかかわらず、価格は前モデルと同じ199ドルで、今年後半に発売予定です。標準マグが値下げされて販売されるかどうかについては、まだ発表されていません。

CES 2023の詳細については、TechCrunchをご覧ください。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラーコメンテーターとしても活躍しています。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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