
Locus Roboticsは鉄は熱いうちに打つ、という戦略をとっているようだ。シリーズEで1億5000万ドルという巨額の資金を調達してから7ヶ月後、Tiger Globalはマサチューセッツ州の同社にさらに5000万ドルを投資する。前回のラウンドでLocusはユニコーン企業となり、今回の調達により同社の累計調達額は約3億ドルとなった。
Locusは倉庫およびフルフィルメントロボットに特化しており、Berkshire Greyのような「ゼロから構築」を必要としない、よりモジュール化されたソリューションを提供しています。同社のアプローチは、7月にZebra Technologiesに買収されたFetchに近いものです。Locusは、Amazonのような巨大企業との競争に苦戦している物流会社や小売業者にとって、買収の格好の標的となりそうです。
一方、継続的な資金調達ラウンドは、同社が今後も単独で事業を展開していく意向を示しているようだ。
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CEOのリック・フォーク氏は2月に私に対し、この点を次のように明言しました。「買収されることには興味がありません。独立して事業を展開することで、最大限の価値を築けると考えています。『Amazon』以外のすべての企業が競争できるよう支援することに投資したいと考えている投資家はいます。」
Locus RoboticsがシリーズEで1億5000万ドルを調達
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サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
フォーク氏は今朝、今回の新たな資金調達はローカスにとってある種の正当性を示すものだと付け加えた。パンデミックのさなか、自動化への関心が加速していることを示す、新たな兆候であることは間違いない。「取扱量の増加と人手不足が続く中で、今回の新たな資金調達は、柔軟性、拡張性、そして知能を備えたロボットによる自動化が、倉庫とサプライチェーンにとっていかに重要になっているかを浮き彫りにしています」とフォーク氏は述べている。「ローカスは、この巨大なグローバル市場においてデジタル変革を推進する上で、独自の立場にあります。」
調達した資金は、Locus のグローバル事業をさらに拡大するために使用されます。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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