
グーグルは、7月にサンジェイ・グプタ氏がアジア太平洋地域社長に昇進して以来空席となっていた重要ポストに、プリティ・ロバナ氏をインド事業の責任者に任命した。
グーグルで広告技術担当副社長を務めていたロバナ氏は、デジタル市場における競争が激化する中、インドでAI製品の展開を進める同社を率いる立場に就いた。同氏は2016年にグーグルに入社した。
インドはGoogleにとって重要な海外市場の一つであり、同社は数億人のインド人のオンライン化と地元企業のデジタル化を支援するために数十億ドルを費やしてきた。2020年には、同社はインドでさらに100億ドルを投資することを約束した。
しかし、この検索大手は、世界第2位のインターネット・ワイヤレス市場において、規制強化の監視にも直面している。インド政府は2022年、Androidにおける反競争的行為を理由にGoogleに対し1億6,200万ドルの罰金を科した。数日後、インド政府は、スマートフォンの95%以上がAndroidを搭載する同国において、GoogleがGoogle Playストアの支配的地位を乱用したと判断し、さらに1億1,300万ドルの罰金を科した。
インドの反トラスト規制当局は今年3月、アルファベット傘下のグーグルがアプリ内課金ポリシーを「不公平」かつ「差別的な方法」で実施したとして、同社に対する新たな調査を開始した。
暫定最高責任者を務めていたローマ・ダッタ・チョベイ氏は、同社のデジタル事業部門の指揮に復帰する。
ロバナ氏は Google に入社する前、キャリアの大半を銀行業界で過ごし、ナットウエスト、アメリカン・エキスプレス、スタンダード・チャータードで役職を務めました。
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「これはAIで未来を形作るまたとない機会であり、企業が生産性を向上させ、重要な課題を解決し、革新的なソリューションを生み出すことができるようになる」と彼女はLinkedInの投稿に記した。
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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