交通ソフトウェアスタートアップのViaが非公開でIPOを申請

交通ソフトウェアスタートアップのViaが非公開でIPOを申請
オンデマンドシャトルアプリ経由
画像クレジット: Via

消費者向けオンデマンドシャトルサービスで注目を集めた交通ソフトウェアの新興企業Viaは、非公開で新規株式公開を申請したと発表した。

Viaは長年にわたりIPO計画を練ってきました。2021年には非公開でIPOを申請しましたが、株式公開に向けた正式な手続きや規制当局の承認を得ることはありませんでした。しかし、同社は準備が整ったと発表しました。しかし、非公開申請であるため、発行株式数や価格帯など、多くの詳細が不明瞭です。

Viaが2012年にサービスを開始した当時、このソフトウェアプラットフォームに対する都市の関心はほとんどなかったと、共同創業者兼CEOのダニエル・ラモット氏は数年前のTechCrunchのインタビューで語っている。同社は当初、消費者向けにViaブランドのシャトルバスを運行しており、利用者はそれを利用できた。時が経つにつれ、これらのサービスを通じて収集した膨大なデータを活用し、Viaはリアルタイムデータを用いてシャトルバスを最も必要とされる場所にルートする、動的なオンデマンドルーティングアルゴリズムを改良してきた。

現在、Viaはサンフランシスコ、シアトル、ニューヨーク、マイアミ、ロンドンなど、30か国650以上の都市にオンデマンド交通ソフトウェアを提供しています。また、テキサス州アーリントンやサウスダコタ州スーフォールズといった数多くの中小規模の都市にもサービスを提供しています。

Viaは2023年にプライベートマーケットから1億1,000万ドルの資金調達を行い、評価額は35億ドルにまで上昇しました。Viaはこれまでに、ブラックロック、エクソール、ジャナス・ヘンダーソン、マッコーリー・キャピタル、森ビル、シェル、83Northなど、多数の投資家から合計10億ドルを調達しています。

トピック

キルステン・コロセック氏は、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載技術に至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。

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