Google は、モバイル版 Chrome にコンテキスト検索の候補、トレンド検索などを導入します

Google は、モバイル版 Chrome にコンテキスト検索の候補、トレンド検索などを導入します
Google Chrome ロゴ
画像クレジット: Thomas Trutschel/Photothek / Getty Images

Googleはユーザーにもっと検索してもらいたいと考えており、本日モバイル版Chromeに複数のアップデートをリリースしました。これらのアップデートでは、アドレスバーをタップすると、現在閲覧中のページに関連する可能性のある検索クエリがハイライト表示されるなど、様々な機能が追加されます。例えば、日本旅行の計画を立てていて、関連するブログ記事を読んでいるとします。アドレスバーをタップすると、お気に入りのサイトと最近の検索キーワードのリストが表示され、その下に検索候補のリストが表示されます。

これは基本的に、何も入力せずにGoogle検索のオートコンプリート機能を使うようなものです。この新機能はChrome、iOS、Androidで利用可能になり、現在展開中です。

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もう1つの変更点は、Android版Chromeに最初に導入されるものですが、新しいタブを開くとトレンド検索のリストが表示されるようになり、そこからトレンドトピックの検索を開始できます。Googleトレンドの一環として、Googleは既にこれらのトレンドをウェブ上でハイライトしていますが、これをモバイル版Chromeの新規タブページの主要機能にすることで、より幅広いユーザーにリーチできるようになります。 

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Googleは今回のアップデートで、Android版の「タッチして検索」機能にも改良を加えています。これまでと同様に、どのページでも単語(複数可)を選択すると、通常のコンテキストメニューがポップアップ表示され、選択した内容に基づいた検索を開始できます。さらに、画面下部に関連検索のカルーセルが自動的に表示されるようになりました。

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さらに、Chromeのモバイルアドレスバーに入力を開始すると、検索候補が6つから10つ表示されるようになりました。大きな違いではありませんが、これらのアップデートと同様に、Googleはユーザーにもっと検索してもらいたいと思っています(そしてもちろん、その過程で検索広告ももっと表示されるようになります)。

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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。

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