スナップ、製造中止となったPixyドローンを火災の危険性によりリコール

スナップ、製造中止となったPixyドローンを火災の危険性によりリコール
スナップピクシードローン
画像クレジット: Snap Inc.

Snap社と消費者製品安全委員会(CPSC)は、同社が製造を中止したPixyドローンをリコールし、所有者に対し、火災の危険性があるため、使用およびバッテリーの充電を中止するよう勧告しました。これは、安全機関が「バッテリーの過熱と膨張により、軽度のバッテリー火災1件と軽傷1件が発生したという報告を4件受けたことを受けての措置です」。

The Vergeが最初に報じたこのリコールでは、「フライトパック」バンドルを購入した人に対して、最低185ドル、最大250ドルの返金が行われます。Pixyに付属の充電器とバッテリーのセットをお持ちの場合は40ドルから50ドル、予備バッテリーをお持ちの場合は16ドルから20ドルの返金を受けることができます。リコールに関する詳細は、こちらとsupport.pixy.comをご覧ください。Snap、Amazonでドローンを購入した人、またはギフトとして受け取った人は、誰でも返金の対象となります。

Snap社は、数年にわたる噂の後、2022年4月に手のひらサイズのドローンカメラを発表し、CPSCのリコールリストによると、どうやら約数万台を販売したようだ(ただし、これには別売りのバッテリーも含まれる)。同社がわずか4か月後に製品から撤退したことを考えると、これは決して悪い成果ではない。

Pixyは機能が限られていました。コントローラーはもちろん、メモリーカードさえも不要で使えるように設計されていたのです。しかし、CEOのエヴァン・シュピーゲル氏はこのプロジェクトに大きな期待を寄せており、かつて個人用ドローンの市場はカメラグラスよりも大きいと主張していました。カメラグラスはSnapがこれまで参入に苦労してきたもう一つのハードウェア分野です。

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ショーン・オケインは、テスラやイーロン・マスクを追いかける多くのスタートアップ企業など、急速に進化する輸送業界のビジネスとテクノロジーを10年間取材してきた記者です。直近ではブルームバーグ・ニュースの記者として、悪名高いEV SPACの失敗談を報じる一翼を担いました。それ以前はThe Vergeで勤務し、コンシューマー向けテクノロジーの取材、多数の短編・長編動画の司会、製品写真やエディトリアル写真の撮影、そしてレッドブル・エアレースの機内で気を失いそうになった経験もあります。

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