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下院エネルギー・商業委員会のリーダーらは、23andMeの破産が顧客データにどのような影響を与えるか調査中だと述べた。
ブレット・ガスリー、ガス・ビリラキス、ゲイリー・パーマーの各下院議員(いずれも共和党)は木曜日、遺伝子検査会社の暫定CEOであるジョー・セルサヴィッジに書簡を送り、23andMeが売却された場合に顧客データをどのように扱うのかについていくつかの質問をした。
書簡には、一部の顧客から23andMeのウェブサイトから自分のデータを削除する際に問題が発生したとの報告があったとも記されており、23andMeのような消費者直販企業は一般的に医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPAA)の保護の対象にはならないとも指摘されている。
「HIPAAによる保護の欠如、遺伝的プライバシーを規定する州法の不統一、そして企業や顧客のデータや情報の売却が発覚した場合に顧客情報がどうなるのかという不確実性を考えると、この機密情報の山が危険にさらされる恐れがあると懸念しています」と代表者らは書いている。
23andMeは昨年、データ漏洩訴訟を3000万ドルで和解し、3月に連邦破産法第11章の適用を申請し、共同創業者兼CEOのアン・ウォジスキ氏が辞任して同社の民間入札者となると発表した。
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