
スバタントラ・マイクロフィンはナビ・グループのマイクロファイナンス部門チャイタニヤ・インディアを約1億7850万ドルで買収することで合意したと両社が火曜日に発表した。これは、銀行免許の取得に苦戦している起業家サチン・バンサル氏の会社における一連の出来事の最新のものだ。
スヴァタントラは、チャイタニヤの買収により、インドで2番目に大きなマイクロファイナンス会社となり、20州に360万人以上のアクティブ顧客を抱えることになると発表した。合併後の運用資産は約15億ドルとなる。
バンサル氏は用意した声明の中で、「今回の取引は、ナビグループを通じてデジタルファーストの金融サービスを継続する中で、デジタルファーストの事業に注力するという当社の戦略計画に沿ったものだ」と述べた。
インド準備銀行は昨年、チャイタニヤの銀行業務許可申請を却下した。多くの企業が上場計画を延期していた時期に、ナビ・グループのIPO計画はさらに複雑化した。保険やローン商品を提供するナビは、昨年、4億4000万ドル規模のIPOの手続きを進めていた。
インドの億万長者クマール・マンガラム・ビルラ氏の娘アナニャ・ビルラ氏が設立したスヴァタントラ・マイクロフィンは、主にインドの農村部の女性起業家にマイクロローンを提供している。
「この買収提案により、スヴァタントラは重要なリーダーシップの地位に躍り出るでしょう」と、スヴァタントラの会長も務めるビルラ氏は述べた。「統合後の企業は大きな影響力を持ち、地理的に多様なポートフォリオを通じて、お客様に多様な金融サービスを提供できるようになります。」
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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