
ますます人気が高まっているオープンソースの監視および観測プラットフォームを提供する Grafana Labs 社は本日、クラウド サービスの更新バージョンと無料レベルの開始を発表しました。
Grafana Cloudの無料プランにはいくつかの制限がありますが、Grafana Labsが提供する最新アプリケーション監視ツールのほぼすべてにアクセスできます。さらに、Grafanaのホスティングサービス向け有料Proプランもアップデートされ、月間アクセスメトリクス数が5倍になります。
無料プランでは、メトリクスとログの保持期間は14日間、最大3人のチームメンバーによるアクセス、50GBのログストレージ、PrometheusおよびGraphiteメトリクスの最大10,000シリーズが提供されます。Proプランでは、これらの数は15,000シリーズに増加し、メトリクスの保持期間は13か月(従来の3,000から増加)、ログは100GB(1か月の保持期間)となります。

オープンソース企業にとって、ホスティングサービスの提供は当たり前のことです。結局のところ、ほとんどの企業にとって、これはツールを収益化する最も明白な方法なのです。
「Grafana Cloudの起源はオープンソースにあります」と、同社は本日の発表で述べています。「当社の機能開発と同様に、Grafana Cloudはオープンソースコミュニティの苦悩とニーズから生まれました。私たちは、ユーザーがGrafanaを迅速に導入して実行できる方法を提供したいと考えていました。これは必要性から生まれた製品であり、当時のお客様が求めていたものであったため、当時としては理にかなった選択でした。」
オープンソースであることを踏まえ、チームは無料プランも提供することが理にかなっていると判断しました。さらに、無料プランを追加することで、新規ユーザーが使い始めやすくなり、将来的には有料ユーザーになる可能性も高まります。

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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。
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