
クルーズ・コンサルティングが200社以上のスタートアップ企業の給与データをまとめた新たなデータによると、CTOの給与は平均してCEOよりも高いことが示されています。共同創業者の平均給与は同程度ですが、差がある場合は、技術系の共同創業者の方が有利になる傾向があります。

データによると、ステージや業界によって差があることが示唆されています。シリーズA以降では、給与は一般的にCEOに有利になります。アーリーステージの企業は機会費用が高いため、技術リーダーへの給与を高く設定する必要があることは容易に想像できます。特にベイエリアでは、優秀な技術系共同創業者は業界全体で高給で名声の高い職を選ぶことができ、スタートアップよりも大幅に高い初任給パッケージを提供しています。

業界別に比較すると、ヘルスケアと純粋なソフトウェア/SaaSスタートアップで最も大きな差が見られます。繰り返しになりますが、機会費用が要因であれば、これは当然のことです。SaaS企業を立ち上げるために必要なスキルの大部分は、ほぼあらゆる企業において、最も高給な開発者やプロダクト開発職に直接応用できるからです。

データの中で興味深い例外はヘルスケアです。この分野では、ヘルスケアの技術系共同創業者は特に利益率が高く、結果としてより高い賃金を引き付けられるようです。
もちろん、データセットが 200 程度であれば、データを歪める外れ値が存在する可能性はありますが、全体的な傾向として、これらの数値はエコシステム全体で確認されているより広範な報酬数値と一致しています。
Kruze Consulting は今年初めに CEO 給与レポートも公開しており、現在の金融情勢における CEO の市場相場を把握するのに役立ちます。また、同社は本日 CTO 給与レポートも公開しました。
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TechCrunchでは、Haje(彼/彼)はテクノロジー全般のニュースをカバーし、主にハードウェアに焦点を当てていました。彼は様々な成功を収めた企業を複数設立し、ベンチャーキャピタル業界での経験を経て、キャリア初期からジャーナリストやテレビプロデューサーとして活躍しています。写真撮影には並々ならぬ興味を持ち、カメラを肩に担いでいる姿をよく見かけます。スタートアップ企業の投資家へのピッチングに関する著書も執筆しており、Twitterでは@Haje、その他の情報はHaje.meでご覧いただけます。
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