
Vista Equity Partners は、企業の従業員がフィッシング攻撃を回避するのを支援することを専門とする上場サイバーセキュリティ企業 KnowBe4 を 46 億ドルの全額現金で買収することに合意しました。
KnowBe4の創設者兼CEOであるスチュ・スジョウワーマン氏はプレスリリースで、「ビスタの所有下では、追加のリソースとサポートにアクセスできるようになり、目標達成と顧客への価値向上に役立ちます」と述べた。
2010年に設立され、フロリダ州クリアウォーターに拠点を置くKnowBe4は、ブラウザ経由でフィッシング攻撃のシミュレーションを提供し、動画、ゲーム、インタラクティブモジュールなど、幅広いプログラムを提供しています。従業員に攻撃の見分け方を習得させ、企業の攻撃対象領域における「人的エラー」の要因を軽減することを目的としています。
同社は2021年に3億ドル以上のベンチャーキャピタル資金を調達し、上場を果たしたが、その後の株価はやや低迷し、IPO以来20ドル前後で推移している。Vista Equity Partnersが提示した1株当たり24.90ドルという価格は、Vistaが最初に買収提案を行った9月16日のKnowBe4の終値17ドルに対して約44%のプレミアムとなっている。
本日のニュースは、KnowBe4が当初の提案と代替案を検討するための特別委員会を設置した後、買収に合意したというものです。株主の承認はまだ必要ですが、同社は2023年上半期に取引が完了する見込みだと述べています。
トピック
ポールはロンドンを拠点とするTechCrunchのシニアライターで、主に(ただしそれだけではない)英国およびヨーロッパのスタートアップの世界に特化していました。オープンソースソフトウェアビジネスなど、情熱を注いだ他のテーマについても執筆していました。2022年6月にTechCrunchに入社する前は、The Next Web(現在はFinancial Times傘下)とVentureBeatで、コンシューマー向けおよびエンタープライズ向けテクノロジーを10年以上取材してきました。企画書の送付先:paul.sawers [at] techcrunch.com セキュア/匿名の情報はSignal(PSTC.08)まで。また、Bluesky(@jambo.bsky.social)にも参加していました。
バイオを見る