米国のビデオゲーム支出は第1四半期に30%増加

米国のビデオゲーム支出は第1四半期に30%増加
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画像クレジット: TechCrunch

米国ではパンデミック終息の兆しが見え始めているものの、ビデオゲームへの支出は増加を続けています。昨年の大きな数字の多くは、国内外の多くの地域で求められた外出自粛要請によるものであることは間違いありません。全体として、2020年の米国におけるゲーム業界への支出は27%増加しました。

しかし、人々が外出する機会が増えるにつれて、この勢いが維持できるかどうかという、より広範な疑問が残ります。少なくとも今のところは、業界にとって状況は引き続き明るいようです。NPDは今朝、このカテゴリーへの米国での支出が2021年第1四半期に前年同期比30%増の149億2000万ドルに達したと発表しました。

しかし、数字を少し細かく分析すると、その牽引役は単なるパンデミック・エンターテインメントだけにとどまらないことが明らかになります。コンテンツは四半期で25%増、アクセサリは42%増、ハードウェアは82%増でした。

この最後の数字の背後にある動機は、業界に少しでも興味を持って追っている人ならすぐに分かるはずだ。2020年は任天堂のSwitchがほとんどの話題を独占していたが、ソニーとマイクロソフトは昨年末に次世代ゲーム機を発売した。

「パンデミックによる消費者行動の変化の結果として、エンゲージメント率と支出率は依然として上昇傾向にあるが、PlayStation 5とXbox Seriesの両方のコンソールが11月に発売されたことによる循環的な利益も見られている」とアナリストのマット・ピスカテラ氏はリリースで述べた。これらの新しいプラットフォームによる成長は、モバイル、PC、VRコンテンツ支出の増加と相まって、ニンテンドースイッチの継続的な好調と相まって、市場を新たな高値に押し上げた。」

2020年のビデオゲームの支出は27%増加した

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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