グーグルのディープマインドUKチームが労働組合結成を目指していると報道

グーグルのディープマインドUKチームが労働組合結成を目指していると報道

概要

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ニューヨークにあるノートパソコン上のGoogle DeepMindのウェブサイト。
画像クレジット:ギャビー・ジョーンズ / ブルームバーグ / ゲッティイメージズ
  • アンソニー・ハ

組合結成の取り組みに関わっている3人の人物を引用したフィナンシャル・タイムズの報道によると、ロンドンを拠点とするグーグルのAIに重点を置くディープマインドチームの約300人の従業員が、通信労働組合への加入を目指しているという。

DeepMindの従業員たちは、GoogleがAIを兵器や監視に利用しないという誓約をウェブサイトから削除した決定に不満を抱いていると報じられている。彼らはまた、Google社内で抗議を引き起こしている12億ドル規模のクラウドコンピューティング契約を含む、イスラエル軍との協力についても懸念を抱いている。

ある情報筋はフィナンシャルタイムズに対し、チームメンバーは「騙された」と感じていると語り、少なくとも5人のディープマインド社員がこれらの問題を理由に辞職したとの連絡があったと報じられている。ディープマインドは英国に約2,000人の社員を抱えている。 

グーグルの広報担当者はフィナンシャルタイムズに対し、同社は「全従業員との建設的でオープンな対話」を奨励していると語った。

グーグルとその親会社アルファベットの従業員約200人からなる小グループは以前、労働組合を結成すると発表したが、グーグルの全従業員のほんの一部を代表する労働組合であるため、団体交渉を行う権限がなかった。

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