インド中央銀行、SBMの地方支店に送金取引の停止を命令

インド中央銀行、SBMの地方支店に送金取引の停止を命令
インド準備銀行(RBI)のロゴがムンバイにある同銀行本部の門に描かれている。
画像クレジット: Punit Paranjpe / AFP / Getty Images

インドの中央銀行は、SBM Bank Indiaに対し、すべての対外送金取引を停止するよう指示した。これは、同銀行と、ユーザーが海外のサービスに投資できるサービスを提供している同銀行の多くのフィンテックパートナーに打撃を与えることになる。

インド準備銀行(RBI)は月曜日の短い声明で、SBM Bank Indiaに対し、さらなる命令があるまで送金自由化制度(LRS)に基づくすべての取引を停止するよう命じたと発表した。

LRS は、インド居住者が海外に資本を送金できるようにする RBI による一連のガイドラインです。

RBIは、同銀行に対する「監督上の重大な懸念」が中央銀行の決定につながったと述べた。

SBM Bank Indiaは、フィンテックに最も親和性の高いスタートアップ企業の1つであり、数十の新興企業と提携しています。

ウェブサイトの説明によると、INDMoney、Vested、NiYO Globalなど多くのスタートアップ企業が同銀行と提携し、外国為替取引や外国株の購入など、さまざまな機能を顧客に提供している。

事情に詳しい情報筋によると、これらのスタートアップ企業の一部はすでに代替銀行との提携に向けて取り組んでいるという。

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テッククランチが先に報じたところによると、SBMバンク・インディアは昨年末、資金調達前の評価額約2億ドルで5,000万ドルから7,500万ドルを調達する協議を行っていた。

トピック

マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。

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