HMDは5Gスマートフォンとワイヤレスイヤホンを米国に導入する

HMDは5Gスマートフォンとワイヤレスイヤホンを米国に導入する
画像クレジット: HMD

ここ4年ほど、HMDはノキアブランドの携帯電話で独自のニッチ市場を築き上げてきました。老舗ブランドの知名度の高さは、競争の激しい市場で足場を築くための絶好の拠点となりました。

価格設定も長年、同社の魅力の鍵となってきました。そして、同社初の5G対応端末の登場で、その魅力が改めて証明されました。Nokia 8.5 5Gは699ドルで、米国では本日から予約受付が開始されます。Amazonでも数週間以内に販売開始予定です。Nokiaの基準からすると決して安くはありませんが、5G端末の中では間違いなく価格競争力の高い部類に入ります。

このスマートフォンは、近日公開予定の007映画にも登場予定です。64メガピクセルのレンズとマクロ機能を含む4つの背面カメラを搭載しています。マクロ機能は、最近のスマートフォンでは珍しいものの、ますます人気が高まっています。画面は6.81インチと大きく、当然ながらQualcommのミドルレンジプロセッサSnapdragon 765Gを搭載しています。

本日の発表では、ノキアが完全ワイヤレスイヤホンを米国で発売することも発表されました。Power Earbudsの具体的な発売時期は発表されていませんが、価格は99ドルとお手頃です。昨今、特に低価格帯の市場では激しい競争が繰り広げられていますが、快適なデザインと、大型充電ケースによる驚異の150時間駆動というバッテリー駆動時間のおかげで、価格帯を考えるとかなり好評を得ています。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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