テスラの取締役会長、イーロン・マスクの1兆ドルの報酬パッケージをめぐる議論を「少し奇妙」と批判

テスラの取締役会長、イーロン・マスクの1兆ドルの報酬パッケージをめぐる議論を「少し奇妙」と批判

概要

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イーロン・マスクは2025年3月30日にウィスコンシン州グリーンベイで行われたタウンホールミーティングで演説した。
画像クレジット: ROBIN LEGRAND/AFP / Getty Images
  • アンソニー・ハ

テスラの株主は11月にCEOイーロン・マスク氏への10年間で1兆ドルの報酬パッケージ案について投票する予定だが、取締役会長ロビン・デンホルム氏はニューヨーク・タイムズ紙に対し、同社史上最大となるであろう報酬パッケージを擁護した。

報酬案をまとめた特別委員会のメンバーでもあったデンホルム氏は、マスク氏には特別な報酬に伴う特別な課題がモチベーションとなるべきだと主張した。同時に、マスク氏は約束されたテスラ株がもたらす追加的な富よりも、議決権を重視しているのではないかと示唆した。

「実際は投票権への影響について話しているのに、金額について話すのは少し変だと思う」とデンホルム氏は語った。同紙は、インタビュー中、同氏が「時折落ち着かない様子を見せた」と伝えた。

テスラの利益と車両販売が落ち込んでいるときにこれほど巨額の報酬パッケージを提供するというのは逆説的に思えるかもしれないが、デンホルム氏はこの計画は「将来の業績」に関するものだと主張した。

「過去の成績は関係ない」と彼女は言った。「目標達成に向け努力しなければ、何も得られない」

TechCrunchが以前指摘したように、このパッケージの目標は、マスク氏が過去にテスラに関して行った約束の一部に比べると、かなり野心的ではない。

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