概要
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英国のエンジニアリング会社IMIは、ライバル会社のスミスがハッカーの標的になったと報告したわずか数日後に、サイバーセキュリティインシデントを公表した。
産業オートメーション、輸送、気候制御向け製品の設計・製造を手掛けるバーミンガムを拠点とするIMIは、木曜日にロンドン証券取引所に提出した書類の中で、「現在、当社システムへの不正アクセスを伴うサイバーセキュリティインシデントに対応中」であると述べた。
ロンドン証券取引所に上場するIMIは、同社は「事件の調査と封じ込めのために外部のサイバーセキュリティ専門家を雇用した」とし、「規制上の義務を遵守するために必要な措置」を講じていると述べた。
TechCrunchの取材に対し、IMIはインシデントの内容についてコメントを拒否し、企業データが流出したかどうかについても言及していない。しかし、英国情報コミッショナー事務局のルーシー・ミルバーン氏はTechCrunchに対し、IMIからデータ侵害の報告書を受け取っており、「提供された情報を評価中」であると述べた。
英国に拠点を置くエンジニアリング大手スミス・グループは先週、自社のネットワークへの不正アクセスを受けて、影響を受けたシステムの「復旧」に取り組んでいると発表した。
両社とも復旧時期については明らかにしていない。
英国ICOからのコメントを更新しました。
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