
ロボット業界にとって、この1年は間違いなく大きな転換点となった。自宅待機命令や人手不足の中、企業が事業継続に努める中、倉庫や物流は特に自動化推進のターゲットとなっている。
MIT発のスピンオフ企業であるPickleは、この競争に新たに参入したスタートアップ企業の一つです。同社は当初、限られた資金と少人数のチームでスタートしましたが、最近になって変化を遂げ、今週TechCrunchの取材に対し、この好調な投資の流れの中で557万ドルの資金調達に成功したと発表しました。シードラウンドはHyperplaneが主導し、Third Kind Venture Capital、Box Group、Version One Venturesなどが参加しました。
同社は、初のロボット「ディル」(この名前は同社にとって気の利いた名前であることは明らかだ)の有効性について、かなり大胆な主張をしている。このロボットはトレーラーの荷台から1時間あたり1,600個のピッキングが可能で、これは「競合他社の2倍の速度」だと同社は主張している。
CEOのアンドリュー・マイヤー氏は、コラボレーションこそが同社の鍵だと語る。「私たちは最初からシステムを人間と一体化させ、特定の問題、つまり荷積み場における荷物の取り扱いに焦点を当てました。研究室を飛び出し、実際の倉庫でロボットを稼働させました。完全に無人運転で動作したり、あらゆるロボット工学の問題を解決したりといった、無駄な試みは避けました。」
トレーラー荷降ろしを対象とした最初の製品の受注は6月に開始され、出荷は2022年初頭に予定されています。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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