
Microsoftは本日、IgniteカンファレンスにてExcelのアップデートを発表しました。このアップデートでは、この老舗スプレッドシートアプリに新たなJavaScript APIが導入されます。この新しいAPIにより、開発者はカスタムデータ型やそれに基づく関数を作成できるようになります。
ここ数年、Excelは数多くの新しいデータ型を追加してきました。最初はクラウドから株価や地理データを取得できるようになり、その後、Power BIとPower Queryのデータ型が追加され、ユーザーは独自のデータで作業できるようになりました。そして今、開発者は組織にとって最適なカスタムデータ型を作成することで、これをさらに一歩進めることができるようになりました。
「お客様は独自のアドインを作成したり、既存のアドインを拡張してデータ型を活用できるようになるため、Excel内でより統合された次世代のエクスペリエンスが実現します」と、Microsoftはプレス資料で説明しています。「これらのデータ型を組織全体で共有し、データ型を独自のサービスやデータに接続するアドインやソリューションを作成できます。このAPIはユーザーと開発者に力を与え、データの整理、アクセス、そして操作をより効率的に行えるようにします。」
Microsoft はすでに Bloomberg と連携し、同社がこれらのカスタム データ タイプを試用できるように支援しています。
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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。
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