CorsairがiPhone向けウェブカメラアプリ「EpocCam」を買収

CorsairがiPhone向けウェブカメラアプリ「EpocCam」を買収
画像クレジット: EpocCam

Corsair Gamingは本日、iOS向け同名ソフトウェアを開発するEpocCamを買収したことを発表しました。2020年にこのゲーム会社がこのような買収に関心を示した理由は容易に理解できます。COVID-19のパンデミックにより、世界中でリモートワークが急増し、その結果、これまで以上に多くの人がテレビ会議を利用しています。

EpocCamアプリは、iPadとiPhoneをmacOSとWindows PCの両方で使えるウェブカメラに変えるために特別に設計されています。このソフトウェアは、Zoom、Skype、Google Meet、Microsoft Teamsなど、多くの一般的なテレビ会議アプリケーションで動作します。これは、私が現在使用しているベータ版のウェブカメラソフトウェアでは不可能なことです。

この買収により、EpocCamブランドはCorsairのElgato傘下となります。Corsairは2018年半ばに同社のゲーミングブランドを買収しました。この買収により、Elgato傘下はスマートホームとホームオートメーションに特化したEve Systemをリブランディングしました。

ほとんどのノートパソコンやデスクトップパソコンは内蔵ウェブカメラが不足していますが、iPhoneは飛躍的な進歩を遂げています。そのため、ユーザーがその優れた画像撮影能力を活用するのは当然のことです。もちろん、この会社がゲームブランドの傘下に入った今、ビデオゲームのライブストリーミングがここで大きな価値を生み出すことは明らかです。

このアプリはすでにElgatoブランドでリニューアルされており、既存製品との連携も強化されています。同社はさらなるアップデートを「すでに開発中」と約束しています。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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