イーロン・マスクとドナルド・トランプのX Spacesイベントがクラッシュ

イーロン・マスクとドナルド・トランプのX Spacesイベントがクラッシュ
アメリカ国旗の前に立つトランプ氏
画像クレジット: Michael M. Santiago / Getty Images

イーロン・マスク氏とドナルド・トランプ氏によるX Spacesの共同イベントは、月曜日の午後にクラッシュしたようです。X Spacesのオーナーと元大統領との会話は太平洋標準時午後5時に予定されていましたが、その時間に参加したユーザーはエラーメッセージを受信しました。

スペースに参加しようとすると、X に「このスペースは利用できません」というメッセージが表示されました。

トランプ大統領とマスク氏がプロモートした、この待望の対談は、前米大統領のXへの復帰を記念するものとなるはずだった。マスク氏が「対談」と呼んだSpacesイベントは、太平洋標準時午後5時42分に開始された。ライブイベントは太平洋標準時午後5時に開始される予定だった。

画像クレジット: Xのスクリーンショット

トランプ氏は月曜日の朝、ソーシャルメディアに復帰し、2021年1月にアカウントを停止されて以来初めて投稿を行った。月曜日の投稿の中には、マスク氏との会話を宣伝するものもあれば、選挙広告や前大統領のウェブサイトへのリンクを含むものもあった。過去3年間、トランプ氏は自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿を主に行ってきた。とはいえ、トランプ氏は約2年前からXへの投稿を許可されていた。マスク氏がツイッター(現X)を買収した直後、2022年11月にトランプ氏のTwitterアカウントを復活させた。

マスク氏は、「Xへの大規模なDDoS攻撃」が発生したとみられ、これがX Spaceの墜落の原因だと主張した。Xの所有者は、ソーシャルメディアプラットフォームが本日早朝、800万人の同時リスナーを対象に大規模なテストを実施したと述べている。マスク氏はSpaceのインタビューで、DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃の略で、悪意のある人物が大量の人工トラフィックでインターネットサーバーを圧倒する攻撃)と、元大統領の公聴会への反対を結びつけて発言した。

「この大規模な攻撃が示すように、トランプ大統領の発言をただ聞くことに対しては多くの反対意見があるが、私はこの会話ができること自体を光栄に思う」とマスク氏はスペースの開始時に語った。

政治キャンペーンがX Spaceを利用しようとした際にクラッシュする事例は今回が初めてではない。2023年5月には、ロン・デサンティス上院議員がイーロン・マスク氏とベンチャーキャピタリストのデビッド・サックス氏とTwitter Spaceで2024年の選挙活動を発表していたところ、Twitterの技術的問題により中断された。

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マックスウェル・ゼフは、TechCrunchのAI専門シニアレポーターです。以前はGizmodo、Bloomberg、MSNBCでAIの台頭やシリコンバレーの銀行危機などを取材してきました。サンフランシスコを拠点としています。取材以外の時間は、ハイキング、サイクリング、ベイエリアのグルメ巡りを楽しんでいます。

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